2015年9月3日木曜日

2015年男子夏合宿 8月振り返り


こんにちは!1回森本です。
今回8月の振り返りブログを任せられたわけですが… 重大任務です。
任せられたからにはしっかり書くので最後までよんでいただくと嬉しいです

さてテストから始まりPW・勝山・ワーク・慰霊祭そして夏合宿と怒涛の8月だったわけですが無事に終えることができて本当によかったと思います!(テストもちろん ふ、ふるたん?)
それはさておき。今月を振り返ってみるとまず勝山キャンプ
自身キャンプリーダーは3度目だったのですが今回は小学生と。ということで若干ワクワクしながら現地へ向かいました。
行ってみるとさすが小学生 元気すぎてワンゲラー大半が追いかけられ遊ばれる羽目に


勝山のビックダディ 頼もしかった!
キャンプに参加した組は勝山を終えたあとはほとんどの人がPWへむかいました。
8月PWは中ア北部縦走・中ア南部藪漕ぎ・後立山・火打妙高・剱岳・西岳・高妻山と並ぶなか、私は中ア北部縦走と火打妙高PWに参加させていただきました。私の参加したPWについて少しお付き合いいただけると幸いです。
中ア縦走は人生初のアルプスだったのですがこれまでとは異なりかなり岩稜帯が増え一味違う山行ができたのが自分にとって非常に大きな経験になったことを感じることができ良かったです。2日目3日目と予定と変更し行程を伸ばしたりアクシデントがあったりしながらもパーティとしていい雰囲気で最後の下山まで終えられたのは本当に良かったと思います。
火打妙高PWではとにかく感動させられたの一言。天狗庭を越えた先のまるで鏡のような湿原と雄大にそびえ立つ火打山の光景は私たちが一生忘れることのないものとなり、C0のかつてない立地の良さにも感動しました。
今回は登れませんでしたが焼山の先にある雨飾にもいつか登りに行きたい! 


↑ 雪渓も。われないかハラハラ
↑ 湿原に映る鏡火打
     


【百名山  空木岳】









 そして夏合宿。これについては先輩方が時間をかけて用意してきたものであるため私が簡単に書いていいものではないと思いましたが率直に感じたことを綴っていこうと思います。
全行程について書きたいところですが論文ばりの量になってしまうため(嘘です)わたし的に印象に残ったことをピックアップしながら書かせていただきます。
まずC0から歩き始めた30分間。ザックの重さに引き落とされそうになり自分は最後まで行程を終えることができるだろうかと真剣に考えてしまいました。
後々聞いてみると全員が同じことを考えていたそう笑 朝一であることと体が慣れていないことが原因でしょうか
その後この合宿のメインである藪がシャウズ山とC1のちょうど半分くらいのところから濃くなりはじめパーティも藪隊形となり緊張が走りました。ACT2で藪を体験していたもののやはり目の前にしてみるとその存在は大きく立ちはだかり非常に辛いものとなりました。

絶賛藪進行中
2日目は黒沢山の藪登りで幕が上がりました。藪だけでなく倒木が立ちはだかりまた朝一ということもあって非常に大変ではありましたが朝焼けの美しさを背になんとか乗り切ることができました。その後この合宿最大であろう黒山の藪。大きいものは背丈を超えているものも。体力もじわじわと奪われていきました。それでも黒山にたどり着き藪山行も収束へと近づいていきました。中ノ尾根山の非常によいテン場での睡眠もとることができ3日目。

この日は天気に恵まれたとしか言いようのない「ツイている」日でした。大雨であれば途中撤退も大いにあり得た箇所が多く、もし降っていたらと考えると今でもぞっとします。難所とされていた鶏冠山を無事に通過し池口岳南方手前でキャンプを張り1日を終えました。

今合宿初の百名山 
“光岳”
4日目5日目と進みようやく一つ目の百名山「光岳」感想は あっ。テカリ石からの展望が良かった笑
晴れていると南アルプス深南部が一望できるらしいのですが今回は曇っていて途切れ途切れでしか見ることができませんでした... 
でも雨が降らなかっただけでも感謝しないとですね。



 渡辺「き、きれいです」

6日目 光小屋出発。朝が早かったためヘッドラ山行になったわけですが暗い中でのくだりが難しいっ。精進しなければ汗 明るくなり山行を進めるにつれ喜望峰付近からだんだんと姿を現し始めた聖岳にテンションは最高潮!!
明日に登るのだと考えるとそれまでの疲れも吹っ飛びました! その後聖岳直下の聖平小屋で行程が終了しました。


 聖山頂!! 達成感がすごかった!!
7日目。
とうとう今合宿2つ目の百名山「聖岳」初めての3000m超えだったのでワクワクが止まりませんでした!展望は残念でしたがアタック装備での山行など非常に収穫のある日であったと思います。






8日目。ようやく下山なのかと思う気持ちともう終わるのかという寂しさ。途中便ヶ島に近づくにつれてにわかに感じ出す達成感に心もつられて踊り出すのがわかりました。
改めて今合宿を乗り切ることができてよかったです。入部当初の私であれば間違いなくリタイアしていた。それがわかっただけでも大きな成長であるのかな。

8月を振り返っていたらこんな長文になってしまいました。本当にすみません。
最後に。KGWVに入って本当に良かった。

                                (森本)

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