↓去年の山小屋
今回は12/25~1/3に行った男子冬季ACT1の報告をしたいと思います。
まず、僕は山小屋管理人なので2回生の山田さんと12/23に戸隠に早入り。
去年はどっさり積もっていた雪は今年は屋根にも積もっていない。
さらに驚くべき事態に、業者の方がブレーカーを切っていたらしく、
↓今年
そのせいで水道管が凍結し破裂してしまっていた。「ただでさえ山小屋は赤字経営なのに・・・。」と山小屋管理委員長が嘆く。何とか修理してもらい、いよいよ合宿がスタート。12/25~12/28は戸隠スキー場にて滑降訓練。雪がなくて白樺コースしか滑れなかった。辛い。1回生はみんな上達していきだんだんと足を揃えてターンができるようになってきた。スキー場の営業が終了した後はシルバーコースをシール歩行で登る。ものすごいスピードで登る先輩たちに1回生は驚く。(僕だけかもしれませんが)
僕はこれで腰痛が悪化し、滑降訓練最終日に下界へ降りて整体院に行く羽目に。腰の痛みが引かなければエスケープになると主将から告げられたが、なんとか痛みが引いてくれた。本当に良かった。
12/29~12/31は瑪瑙裏にて秋合宿の補充訓練合宿。いつもなら瑪瑙裏まではリフトが出ているの
だが雪不足のため運行していない。じゃあどうするか、もちろんシール歩行で瑪瑙裏まで登る。
1日目はビーコン捜索訓練、2日目は初めての山スキーをした。そこでゲレンデとの違いに驚愕し
た、全く滑れない。 このレベルでツアーに行くことができるのだろうかと不安を抱きながら、瑪瑙
裏の訓練を終える。
2016年最初の日は、山小屋に別れを告げ白馬乗鞍へと向かう。この日は栂池高原スキー場を少
し越えたところでC0を張り、1/2~1/3の白馬乗鞍岳ツアーが始まった。BCの天狗原に向けてシー
ル歩行で登ってゆく。厳冬期の北アルプスはどれほど寒いのかとビクビクしていたが、幸運なこと
に天気に恵まれ、行動中は暑いぐらいであった。
そして無事天狗原に着き、強風の中で明日の乗鞍岳アタックに備える。2日目、ついにアタック。
強風の中一時間ほどでなんとか登り切った。 しかし問題はここからである。無事滑降できるかどう
かが一番の不安なのだ。まあ予想通り、コケまくりパーティに迷惑をかけてしまった。
上の写真のような超深雪な斜面を滑ってゆく。僕は写真に写っていない前のほうで転んでいるハズ
だ。上級生はさすが、難なく滑り降りていた。自分も来年はああいう風になれるのかな?
そして、無事栂池高原スキー場に到着。
長かった合宿がおわった。この合宿を通して、まずは夏山とは違う、冬山の魅力を感じることがで
きた。そして、何より思ったのはスキーがうまくなりたいということだ。まだ、バックカントリー体験し
ましたレベルなので、胸を張ってバックカントリーしてますと言えるレベルに達したいなと思った。 (小林)
0 件のコメント:
コメントを投稿