2015年6月1日月曜日

春山研修会

こんにちは、2年生の小椋です!今回はつい先日行ってきた大学生登山リーダー春山研修会、通称モントケンについて書こうと思います!
モントケンを軽く説明すると、大学山岳部やワンゲルが山で事故に遭わないように各部活のリーダーを指導するための研修会です。研修期間は1週間(このせいで帰ってから課題の嵐でした)。

まず初日、この日は座学として運動生理学とトレーニング法を、そしてメンバーと共に登山計画と食糧計画を立てました。私たちの班は7人と大人数だったのでかなり時間がかかってしまいました。

2日目、この日の座学は気象。うちの部活では観天望気ができていないのでしっかり聞かないと、と思いながら眠気と戦う90分でした。
実技の方は、剱岳に登る予定だったのでロープワークを中心にビバーク訓練や搬送訓練を行いました。


懸垂下降中~

 3日目、いよいよ入山です。この日のリーダーは東北大学の拓海、スキー滑降の際的確な指示をしてくれました。トップはハイペースでとばす東京工業大学の夏目さん、見た目とのギャップに驚きました。笑
ルートは室堂から剣御前小屋経由で剣沢キャンプ場まで。御前小屋からの滑降は最高でした!


入山前の集合写真 あんなに黒くなるとはまだ知らない・・・

4日目、リーダーは早稲田大学の比呂、滑降に苦戦しながらも的確な指示を出してくれました。トップは小椋。さて、この日は長次郎谷の熊野岩でビバークをする予定でした。が、ロープワークで別山まで登ったこと、そして真砂沢滑降で時間がかかったことで講師の方から予定変更を伝えられました。剱岳を諦め、池ノ平山を目指します。ビバーク地は二股に変更、13時頃に着いので時間をかけてビバーク準備をしました。
夕食にマカロニを作るも、小椋のせいでベチョベチョなマカロニにしてしまったので講師の先生方が少しキレ気味だったような…。

え、別山山頂から滑降って本当ですか?
初ツェルトビバーク!!!


5日目、最初のリーダーは一橋大学の永喜、トップとルーファイの確認。トップはY字焼けの素晴らしい同志社大学の三谷さん。池ノ平山を目指すもリミットがきて断念、頂上まで200mの尾根から滑降で下山します。この斜面が研修会で一番気持ち良かったです!二股からリーダーを小椋に交代、剣沢キャンプ場を目指 します。この日だけでどれだけ標高を獲得したことか。ともかく疲れた、の一言につきる1日でした。

6日目、山での最終です。リーダーは法政大学の将太、顔が白い。トップは比呂、ヤル気マンマンです。この日は剣沢キャンプ場からミタ平まで搬送訓練をし、そこから捜索訓練。ソリを使った搬送方法や部とは違う捜索方法に戸惑ってばかりでした。笑
訓練が終わってからはすんなりと下山。変わり果てたメンバーと共に室堂に到着。帰り道は疲れて誰も話してませんでした。笑
あぁ、剱が綺麗だ・・・(白目)
最終日、なぜか医療について座学あり、ほとんどが睡魔に勝てず。その後、講師の先生方への質問大会!どんな質問でも答えてくれました、ありがとうございます。最後は「山で生き残るためには」という議題を30人で発表していきます。刺激的な意見が多く、ためになりました!
閉会式後は各々が富山駅へ、「また山で会おう!」と解散。笑

全員コゲました笑




普段の部活ではできない活動や様々な人との出会いがあり、本当に楽しい1週間となりました!しかし、ただ楽しいだけでなく、山では思い通りにいかないと思い知らされた一面もありました。この経験はこれから部活を続けるうえで大いに役立つのではないかと思ってます。

また、1年生は今は何のことか分からないと思いますが、来年ぜひこの研修会に行ってもらいたいですね。

では、このへんで。長文失礼しました。
                                                               (小椋)

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