2015年6月1日月曜日

主将の松本です

今年度主将を務めさせていただきます商学部3年の松本です。

今年は11人と多くの1年生が入ってくれ、非常に嬉しく思っています。
1年生の顔つきが日々トレーニングやミーティングを行っていく中で早くも変化してきているように感じます!

さて、忙しかった5月も終わり、合宿が続く6月になりました。
1年生は待望の登山ですね。自分も2年前ワクワクしていたことをよく覚えています。
今回こうしてブログを書く機会を与えてもらったので、少しまとまりに欠けるかもしれませんが、これまでの自身の経験を踏まえた登山に対しての思いなどについて書こうと思います。

僕は今年がワンゲルで現役としての最後の1年であり、これまでの経験を活かして全力で取り組んでいこうと思っています。これまでの2年間は多くの山へ行き、厳しい行程を踏破し成功を収めた経験から、準備不足や判断ミスによる大きな失敗も経験しました。その中でただ楽しさを求めて山へ行っていた当初から、自分の登山観が大きく変わっていくのを感じました。
具体的には、しっかり調査して山行をイメージしてから、実際に山へ行ってそのイメージとの相違について現地で埋め合わせを行うという、一連の流れに非常に魅力を感じ始めたという感じです。
しかし、どんなにイメージしたとしてもその想像を超えてくる自然の凄さ、一筋縄ではいかない登山の難しさを毎回感じさせられます。
一度「あ~全部想定内だった~」と言ってみたいですね。(笑)

あらゆるリスクを全員で考え、少しでもリアルな山行に近いイメージをすることが必要だと皆感じ、
今年の代の言葉を「万思一行」としました。
前述の通り、多角的に様々なことを深く考えるという意味です。言葉では簡単に言えますが、非常に難しいことです。どんな時もこの言葉を忘れず、取り組んでいきたいです。

登山はよく勝負の世界ではないから~と軽く見られがちですが、僕は勝負の要素が少しあると思います。(失敗=負けではありません!)
僕がこれまで経験した登山の多くは、楽しい時・幸せな時と苦しい時・辛い時が交差するものが多かったです。そこから、その中でどれだけポジティブに過ごし続け、仲間と協力することができるかが、山行を成功させる鍵になると理解しました。登山は各々が自分自身への挑戦であり、パーティーの組織力という点でも挑戦になるのではないでしょうか。

すべての山行を成功させるために一人一人が「万思一行」し、男子・女子それぞれで、時には一致団結して1年間果敢に挑戦し続け、皆が大きく成長していけるような1年にしたいです。
                                                      (3年 松本)

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