この研修会は、全国の大学の山岳部やワンダーフォーゲル部のリーダー・リーダー候補者を集めて指導し、学生が山岳事故に遭わないようにするために催されたものです。今年もたくさんの豪華な講師の方々が出迎えてくださいました。うちの部からは、男女1名ずつ参加しました。(なんと、研修会に参加した約30名の学生のうち女子は私ただ1人でした…)
初日は、班のメンバー・担当講師の方々とお互いに自己紹介をした後、ルートを考えたり食料計画を立てたりしているうちに1日が終わってしまいました。長次郎谷から剱岳山頂を目指す憧れのルートに決まり、ワクワク!
次の日は研修所の敷地内にある人工壁でロープワークの確認をしました。その後は、みんなで共同装備の準備やパッキングをして明日の入山に備えます。また、合間に読図や医療、気象の講義などもあり、本当に勉強になることばかりでした。
長次郎谷、写真で見たらなだらかなのに… |
長次郎のコルでパシャリ!みんな疲れてる(笑) |
5日目は天候が荒れてホワイトアウト。雨も降っていて寒かった〜!リーダーは酪農学園大学の船戸さん、同志社大学の安井くん。本来の計画を破棄して、別山の斜面で雪上でのロープワークの実戦訓練を行いました。他にも細かいことをたくさん教えていただいたのですが、忘れないように必死でした!夜はテントで講師の先生がいろいろお話ししてくださいました。学生時代のこと、悲しい事故のこと…そして山に対するアツい気持ちを語り合いました。この日はツェルトビバークの当番だったんですが、風と雨がすごすぎて先生に夜中に避難するテントを案内されるという(笑)でも、なんとか耐え忍んでツェルトで一夜を過ごしました。(ツェルトから出るのがめんどくさかった)
雨爆風ツェルトビバーク! |
最終日の7日目。トレーニングについての講義を受けた後、「部に帰って徹底すること」というテーマでひとりひとり発表していきます。様々な意見があり、刺激を受けました。こうして、1週間に及ぶ研修会が終了しました。
また山で会おう!! |
研修会を通して、自分の課題が見えてきました。また、部活ではできない様々な経験をすることで視野が広がりました。なにより、こうして研修が終わった今でも情報交換したり山について語ったりする仲間ができたことが嬉しいです!そして、素晴らしい講師の方々と出会えたことは一生忘れないと思います。班のみんなでずっと先生カッケェ!!と騒いでいました(笑)
この研修会で得たことを部に持ち帰って、みんなに伝えたいと思います。
貴重な経験をありがとうございました!!
長文失礼しました。
(小笠原)
0 件のコメント:
コメントを投稿